本書のポイント♪

「マンガでわかる源氏物語」の特徴をご案内♪

『源氏物語』の面白さを簡単に伝えるため、

マンガ・コラム・系図をつかってます。

 

1.ひと目でわかる!内容の区分け

長大な物語を2種類に分け、ひとめでわかるようにしたのが特徴です。

 

例えば冒頭。メイン・ストーリーと小話が入り乱れ、筋を追いにくくなっています。

 

「桐壺」巻(メイン・ストーリー) → 「帚木」巻(小話) → 「空蝉」巻(小話) → 「夕顔」巻(小話) → 「若紫」巻(メイン・ストーリー) → 「末摘花」巻(小話)→・・・

 

これではツボを忘れちゃいますよね。

 

本書では!メイン・ストーリーを「本編」、小話を「外伝」と区分けしました!

■本編   外伝

第1巻「桐壺」

主人公、誕生

   
   

第2巻「帚木」

人妻とアバンチュール1

   

第3巻「空蝉」

人妻とアバンチュール2

   

第4巻「夕顔」

刹那の悲恋

第5巻「若紫」

運命の出会い

   
   

第6巻「末摘花」

恋の笑い話

第7巻「紅葉賀」

緊迫する政局

   
(以下略)   (以下略)

 

こう分けてしまえば一目瞭然!なんなら本編だけを先に読めばいいのです。

 

光源氏の誕生、悲恋に挫折、出世と栄華、晩年の悲劇と、ドラマチックな流れが見えてきますよ♪

 

2. コレがわかんなきゃツライ!「当時の常識」

 

 

「源氏物語、読んだけど面白さがわかんない…」という方、本書はアナタのためにあります!

 

・女性が立っていた

・出産祝いを贈った

・誰かが若いのに亡くなった

 

など、当時の人にとっては重要だった事を、「ふーん」と読み流していませんか?

 

本書は本文・コラム・キャラ説明で、物語の真相を説いています。平安人を熱狂させた「ウラの意味」を、ぜひぜひ味わってみてください!

3.このキャラはズバリこんな人!

源氏物語のすごいところ。

それは500人以上のキャラを描き分けてることです。

 

とは言え、あまりに多いんでツライですよね?!

という訳で本書は!キャラ説明の項を設けました!

 

 

1巻め「桐壺」巻の「人物クローズアップ」。

この巻で重要な女性3人を取り上げ、

その性格を解説しました。

 

さらに!

 

全54巻全ての巻末に系図をつけました!

 

上の「人物クローズアップ」と併せ見れば、

込み入った関係も明快です♪

 

加えて。

各章の末尾にも、あらすじと系図をつけました。

整理しながら読むことができます。

 

ちなみに、これら系図の基となったのは、砂崎がエクセルで作った「総系図」です。

 

この「総系図」、見たい方はぜひ → 「紫のゆかり~源氏の系図~」ページへ!