知っておいて損なし!有名なサブキャラ

登場人物が500人以上の源氏物語。

有名なキャラだけを厳選・リストアップしました♪

主要キャラに近い!VIPのサブキャラたち

次に挙げるのは、重要な脇役たちです。

主要キャラに限りなく近い!この人たちなくして『源氏物語』は進まない!

そんな人々をここで紹介。

葵(あおい)・・・光源氏の最初の正妻

  顔よし、頭よし、身分高し、という非の打ち所ない奥さん。

  プライドが高すぎて年下夫の光源氏とはうまく行きませんでした。

  光源氏のもう一人の妻・六条御息所を公衆の面前で侮辱したことから、

  六条御息所の生霊に祟られ、早死にしてしまいます。

 

  【ニックネームの由来】 「葵祭り」について書かれた巻「葵」の主要キャラだから。

  【長所】短所らしい短所がないこと。申し分のない貴婦人であること。

  【短所】思いやりや温かさに欠けること。

六条の御息所(ろくじょうのみやすどころ)・・・光源氏の妻の一人

  葵とうまく行っていなかった光源氏が、熱烈にアプローチして口説き落とした年上の貴婦人。

  その教養と貫禄の前では、若き光源氏はツバメ状態、次第に疎遠になってしまいます。

  恨みと愛執にさいなまれた御息所は、ついに精神のバランスを崩してしまい、

  生霊・死霊と化して末永く、光源氏の妻たちに祟り続けるのでした。

 

  【ニックネームの由来】 「六条」あたりに住んでいた「御息所」(皇子女の母)だから。

  【長所】かつて皇太子妃だったという格の高さ。書道の巧みさ。美貌と教養。

  【短所】自制心が強すぎて、恨みを内に溜め込みすぎる重~い性格。

ストーリーに縁なし!しかし有名!という不思議なキャラたち

ストーリーには関わらないのだけど、忘れがたい魅力的なサブキャラたち。

個性的なので映画化・ドラマ化の際にはよく取りあげられます。

なので、けっこう知名度が高い人たちですよ。

夕顔(ゆうがお)・・・光源氏の若き日の恋人

  光源氏を溺れさせた女性2人のうちの1人。

  (ちなみにもう1人は運命の女性・藤壺)。

  「夕顔」巻のヒロインで、物の怪に襲われ亡くなりました。

  

  夕顔の性格については両説があります。

  1つは、「むじゃきに男を誘う女、天性の娼婦!」

  もう1つは「気弱で繊細、極端に控えめな女性」。 

  どちらにしろ、夕顔の花のような、無垢で儚い女性です。

 

  そんな夕顔の貴重な未公開イラストを、ここでご披露!